業務スーパーで売っているオートミールは、安い値段ながら品質も良いので買い求める方が増加しています。SNS:Xでも・・
業スー オートミール激安!
こんなツイートを見ることがあります。
そのときの値段「いくらで購入できれば安いのか?」をチェックしていくと、時期によって値段が変わることが分かります。そんな業務スーパーオートミールにまつわる・・
品質、おいしさ、値段トータルで比較すると、どれが安い?
どの製品を いくらで買ったらコスパが最大になるか
これらの疑問について分かりやすく見ていきます。
業務スーパー オートミール 品質の違いを比較
現在、業務スーパーで扱っているオートミールは4 ~ 6製品ほどあります。お買い得なオートミールを探すためには、まずは品質の違いから比べます。
オートミールとはオーツ麦(えんばく)が原材料であり、業務スーパーの製品はすべてオーツ麦100%です。オーツ麦の品種をそのまま製品としているので、食物繊維、糖質、タンパク質なども、違いはほとんど無い(誤差の範囲)といえます。
ちなみに、定番のクエーカーオートミールと成分を比べてみると「ほぼ一緒」なので、この数値を比較してどれが優れているか決めることはできません。
オートミールの違い:風味・食感・形状を比較する
同じ原材料とはいっても収穫した国が違い、加工の度合により種類が違ってくるので、風味や食感には違いが出てきます。
オートミールの種類についてはこちらでまとめています。
普通のタイプが好みならロールドオーツの3種類。砕けたタイプが良いならクイックオーツのリトアニア産となります。
そして、購入するときの一番の指標となる値段の違いによって、コスパの良いオートミールが決まります。それぞれの製品がいくらで売っていて、どれだけ安いのか詳しく見ていきます。
カナダ産 1kgパック 【業務スーパーのオートミール比較】
1kgの大容量タイプです。ネットやSNSで業務スーパーの「オートミールが安い!」と絶賛するブログでは、このカナダ産であることが多く、他と比べて品揃えは豊富である印象です(品切れすることもあります)。
他のスーパーで売っているオートーミールと比べると圧倒的に安いですが、業務スーパー オートミールの値段を比べると、目立って安いわけではありません(値段の比較は後の章で)。
1kgの大容量で値段は448円(税込み)
砕かれていない粒タイプ(ロールドオーツ)
袋がしっかり目で安心
チャック付きで便利
多少の値上がりあり:値段で比較すると最も割高に
値段は430円(税込み)である時期が長くありましたが、最近では一時期484円(税込み)で販売していた店舗もあります。
他との違いは袋にあります。張りがあって丈夫、開封後はチャックで完全密封できるので安心できます。1kgの大容量であることは、早めに消費する必要がある(虫がわく)観点からは、デメリットだといえます。
チェコ産 500gパック 【業務スーパーのオートミール比較】
業務スーパーで売っているオートミールの中で、このチェコ産だけは箱入りです。海外のおしゃれなイメージがするパッケージです。
ロールドオーツ(押し麦)なので、砕いていない粒タイプですが程よく削れて粉っぽい感じがします。箱には大粒「BIG LEAVES」と書いていますが、さほど大粒でもありません。以前は小粒タイプ「Small leaves」の品揃えもありました。
500グラムで値段は178円(税込み)
砕いていない歯ごたえアリ
粉っぽいので食感が独特
唯一の箱入り 輸送・保存時に安心
風味・歯ごたえ・調理の時間・値段の安さ、どれをとっても「普通」だといえます。逆に「欠点がないオートミール = 最初に選ぶオートミール」としてお勧めできます。
これを基準にして他の製品を試して加点・減点していくと、オートミール比較が分かりやすくなります。
リトアニア産 500gパック 【業務スーパーのオートミール比較】
オートミールを朝食に食べる習慣のある方は、調理時間が気になるはずです。このリトアニア産だけは、クイックオーツ(砕いているタイプ)なので火が通りやすいメリットがあります。
500グラムで値段は159円(税込み)
製造メーカーの表記なし
クイックオーツ:粉砕タイプで歯ごたえナシ
調理が早く使い道が多い
業務スーパーのオートミールは、輸入元の国で有名なメーカーが製造していることが多いですが、このリトアニア産だけは、製造メーカーの表記がありません。
業務スーパーオリジナルのパッケージで、すべて日本語表記となっています。
値段は安い 違いは時短調理に向く万能タイプであること
砕かれて小粒になってるために歯ごたえは少なめ、火の通りは早いメリットがあります。多少の加熱でOKな食材なので、粉モノのトッピングなどに使えます。
お好み焼き
パンケーキ
クッキー
ドリア
リゾット
茶碗蒸し
食感をプラスするアクセント食材として使えます。また、洋風のスープに食物繊維をプラスしたいときにも便利です。
あまりお勧めではありませんが、業務スーパーの4製品の中で生でそのまま(非加熱)で食べる時もクラッシュしているリトアニア産になります。
ラトビア産 500gパック 【業務スーパーのオートミール比較】
業務スーパー オートミールを試した方のレビューで・・
値段がすごすぎる!安い!
として話題になるのがラトビア産です。ただ、安いだけでなくおいしさも十分なので、リピートする方が多いオートミールです。
500グラムで値段は145円(税込み):変動あり
砕いていない歯ごたえアリ
風味・歯ごたえもハッキリ
コスパ抜群、買えない時期もある
安い・売れすぎ 他店と比較しても段違いに安いオートミール
値段は145円(税込み)ですが、過去には何度も値下がりしていて、その都度 店頭から在庫が消える状態でした。
値段の話題になりやすいオートミールですが、しっかり穀物の風味が感じられ食感も良好です。オートミールのハッキリした粒を楽しみたいなら、歯ごたえ・値段も良好のベストバイなオートミールです。
オートミール比較:大容量と業スー500g 食べる回数の違いとは
オートミールを調理して食べるとき、1食分の分量はおよそ30グラムを基準とします。
これを踏まえて、業務スーパーの1kg、500グラムタイプのオートミール、参考値としてクエーカーの一袋:2.26kgの製品を加えて、完食するまでの食事回数を調べるとこうなります。
大容量オートミールは何食分? | ||
オートミール製品 | 容量 | 何回分? |
クエーカー | 2.26kg | 75.3回 |
業務スーパー | 1kg | 33.3回 |
業務スーパー | 500g | 16.7回 |
クエーカー2.26kgは、家族でオートミールを食べるのが自分一人だけであるとき、完食まで75日もかかってしまいます。
オートミール製品は開封後、早めに消費した方が良いので食べる頻度が・・
1日あたり2回食べる
夫婦で毎日食べる
こんな状況であるならクエーカーオートミールも考慮しますが、それ以外ならキッチリ消費できる業務スーパーの1キロ、または500グラムタイプを選ぶべきです。
業務スーパー オートミール4種+クエーカーの値段 比較一覧
ネットにて最安で提供しているAmazonの値段を採用しています。比較しやすいように、すべての製品を500グラムに換算しています。
オートミールの値段500g:現在価格 | |
製品名、国 | 価格(税込み) |
クエーカー | 244円 |
カナダ | 215円 |
チェコ | 170円 |
リトアニア | 159円 |
ラトビア | 145円 |
オートミールの価格は時期によって変動します。安く販売するセールの時期と、輸入にまつわる諸事情などで値段が変わります。
ちなみに、コストコでクエーカーオートミールを買うと500gあたり160円ほでで買えます(別途、年会費が必要です)。
つぎは、業務スーパーのオートミールの値段が変化する変動幅、いくらだと安いのか?について。
値段が時期によって変動:どれがいくらだと安い?
業務スーパーに行くと目的のオートミールの在庫が無いことがあります。ですが、しばらくすると入荷するのですが・・
やっと!!
業スーでお気に入りのオートミール買えた!!
1kg税抜き398円だったのに448円になってる…
でも買った!
これで食パン生活から脱出できるよ~— こしゆた🥯AMR738🥯🍞 (@hato810sable19) October 20, 2021
「月間の特売商品」となったときかなり値下がりすることがありますが、それとは関係ないタイミングでの値下がり、または逆に大きく値上がりすることがあります。
オートミール値段の違い、いくら値段が変動するのか比較一覧表
オートミールの値段がどれくらい変動するのか、その幅を表にします。分かりやすく比較するために、すべて500グラムに換算した値段にしています。
値段がいくら変動したか 値段の違い比較:税込み | ||
製品名、国 | 最安の値段 | 最高の値段 |
クエーカー | 189円 | 578円 |
カナダ | 215円 | 226円 |
チェコ | 170円 | 198円 |
リトアニア | 159円 | 178円 |
ラトビア | 95円 | 159円 |
価格の変動の時期は 今年から3年前あたりまでの価格となりますです。実際に購入したレシートの値段、ネット紹介されたインスタ、Xの写真も参考にしています。
税抜き88円、税込み95円 ダントツに安いオートミールとは
他のお店で調達できるオートミールと、業務スーパーのオートミールの値段を比べると、圧倒的に業務スーパーの製品が安いことが分かります。中でも・・
業務スーパーのオートミールと他店で購入した製品を 500グラムあたりの値段に置き換えて比較すると値段の違いを実感できます。中でもラトビア産は圧倒的に安くてお勧めです。過去には税抜き88円の時期もありました。
在庫がなく品切れ、売ってないことも多いですが、そんな時は近隣の業務スーパーまで足を運んでみるべきです。
まとめ:業務スーパー オートミール比較 どれが安い
より安く買うために、業務スーパー以外のスーパーで販売しているオートミールの値段をグラムあたりの価格を算出して比較します。
他店の製品より業務スーパーの製品が圧倒的に安いはずなので、結局は業務スーパーのオートミール同士の比較となります。いくらなら買いなのか、自分なりの指標を決めておくようにします。