数年前にSNSで業務スーパーのオートミールについて盛り上がった時期がありました。赤いパッケージのオートミールの写真が並び・・
業務スーパーのオートミールが安すぎる!
そんなツイートが続きました。その製品は:ラトビア産のオートミール【Dobele Oat Flakes】でした。
現在では価格は少し上昇して落ち着きましたが、今でも品質と価格のバランスは良好だといえます。そんな、業務スーパーのオートミール 赤 ラトビア産【Dobele Oat Flakes】にまつわる・・
ラトビア産の製造メーカーはどう?お買い得なのか?
赤 ラトビア産と他のオートミールを比べてどうなのか
これらの疑問について分かりやすく見ていきます。
ラトビア産オートミールのメーカーDobele millとは
業務スーパーでは、500グラムサイズのオートミールを3種ほど扱っていますが、その一つが赤いパッケージの【Dobele Oat Flakes】です。製造しているメーカー:Dobele mill社を見ていきます。
Dobele mill社のあるラトビアはヨーロッパの東側、海外旅行では人気のバルト三国の中央の国です。国土は日本のおよそ6分の1で穀物農業が盛んな国です。業務スーパーでは ラトビアの南:リトアニア産のオートミールも品揃えしています。
ラトビア産を製造するDobele mill社とは
安い商品を選ぶときは、輸入元の国だけでなく製造者:メーカーを知ることで、より安心して買うことができます。
オートミールのパッケージには「Dobele」と書かれたロゴがついていますが、Dobeleとはラトビアの中心付近にある都市の名称となっていて、このDobeleという都市にDobele mill社があります。
Dobele mill社の企業情報 | |
住所 | Spodrības iela 4, Dobele, Dobeles nov., LV-3701 |
電話 | +371 63723289 |
メール | dzirnavnieks@dzirnavnieks.lv |
設立 | 1976年 |
収益 | 1億9000万ユーロ |
サイト | miller.lv |
前年度の収益額がケタ違いなので、とんでもない大企業であることが分かります。
Dobele mill社はシリアル製品だけでなくパスタも製造していますが、24時間あたり150トン以上の生産能力があるとしています。150トンとは、普通の500グラムのスパゲッティなら300万パックとなります。
Dobele mill社のオートミール 品質は大丈夫?
海外の食品を購入するとき、やはり気になるのはここです。
日本国内で食品を販売するには輸入時の検疫をパスする必要があります。当然ながらDobele mill社のオートミールも日本の検疫に合格しています。Dobele mill社によると・・
私たちが生産に使用する原材料が高品質であることを保証するために、私たちは工場から半径80km以内で穀物購入の主要部分を調達しています。
7割から8割の穀物を地元(半径80km以内)の農家と契約して調達しているので、品質を高く維持できるとしています。
オートミールの品質で気になるグルテンについては、ラトビア産オートミールは「グルテンフリーでは無い」が正解です。詳しくはこちらにまとめています。
さらに詳細が気になる方は、Dobele mill社の公式サイトに移動すると、品質に関するガイドラインを確認できます。
オーツフレークだけでなく、多くのシリアル製品を扱っていることが分かります。
業務スーパーのオートミール 赤【ラトビア産】はどう?
ここからはラトビア産オートミールについて詳しく見ていきます。
まず、原材料ですが、これはどのオートミールを見ても同じですが・・
原材料が同じで加工なし、素材をそのまま使用するので、カロリーも359キロカロリーと他のオートミールとさほど変わりません。
容量は500グラムと使い勝手が良いサイズです。オートミールは、開封してから長く日数が経過すると虫がわく(入ってくる)リスクが高くなるので、このラトビア産のように500グラムのサイズ感は好印象です。
つぎはオートミールを調達するときに困ることについてです。
安定して供給されていないラトビア産 赤い袋タイプ
業務スーパーのオートミールの中でも、このラトビア産 赤は・・
という特徴があります。その理由は価格にあります。
税込み価格で、116円、145円など時期によって変化していますが、過去には・・
容量は変わらず500グラムでしたが、100円以下まで大きく値を下げる時期にはSNSで報告する方が続出しました。
業務スーパーのオートミールをやっと買えた。500gで108円。圧倒的な安さ。300gで274円の日食のを遥かに凌ぐ。味や食感はどう変わるか。
産地はラトビア。 pic.twitter.com/hNvJ5M7lWL— 110 (@chinsousui_110) May 27, 2020
「業務スーパー オートミール ラトビア産は価格破壊!」の情報により、店頭からラトビア産オートミールが一斉に消える 品切れ状態が続くことになりました。
すぐに店頭から売り切れてしまう もう一つの理由は・・
このように買い占めて転売する方がいるからです。とても良い品質なので、3倍以上の価格でも買ってしまう方がいます。
こんな事があるので、業務スーパーにオートミールを買いに行くと、どこを探しても見つからず途方に暮れることになります。
ラトビア産オートミールを食べた感想、リピートすべき?
ラトビア産オートミールの赤パッケージは、かための食感となるロールドオーツというタイプです。ロールドオーツとは・・
袋を開封したとき、他のオートミールとは見た目で違っていることに気がつくはずです。
砕かれているオートミールにあり得る「粉がかかっている状態」ではありません。粒が際立っているので歯ごたえのある料理に向いています。
ラトビア産オートミールの特徴、気になる事とは
調理して食べるまでの課程で、気になるポイントはこちらです。
チェコ産よりも 調理時間は短くてOK
カナダ産よりも粒が大き目
気になる臭みはない
ラトビア産と同じロールドオーツタイプのチェコ産と比べると、調理にかかる時間は多少ですが短く済みます。これは、朝にオートミールを食べる習慣の方には大きなポイントとなります。
オートミールの風味:穀物の香りが好きならお勧め
ラトビア産の赤パックは、穀物っぽい香り・風味がより感じられるオートミールだといえます。胚芽パンを食べるときの「穀物っぽい風味」で食欲が増進するような方に向いています。
そして、粒は大きいのでメリハリのあるレシピに有効です。お米の代わりにオートミールを使う「米化」して食べる方法については、こちらでまとめています。
穀物の香りは強めですが、臭いと感じる臭いはありません。そのため、好んでオートミールの食習慣にしている方には・・
このように感じるはずです。
メタボ対策や便秘のトラブル、血糖値の改善のためにGI値の低いオートミールを選ぶ方が増えていますが、ラトビア産オートミールはそんな方にも最適だといえます。
まとめ:業務スーパー オートミール 赤 ラトビア産
業務スーパーで扱っているオートミールはどれも安くてよい製品ばかりですが、安いながら味も良いラトビア産:Dobele mill社のオートミールはリピートする方が多くいます。
多くの方が買い占める人気のオートミールなので、何度となく足を運んでも見つからないことがあります。